福本眼科でできる検査と検査機器について

福本眼科では、2010年5月に新しい検査機器を導入いたしました。
眼の病気には、緑内障のように自覚症状のないものもあり、早期の検査が何よりも大切です。
ここでは、3次元眼底像撮影装置OCT-2000と、光干渉式眼軸長測定装置OA-1000を使用した検査をご紹介します。

3次元眼底像撮影装置 OCT-2000 光干渉式眼軸長測定装置 OA-1000
3次元眼底像撮影装置 OCT-2000
OCT検査で発見できる代表的な目の病気
  • 黄斑円孔
  • 黄斑前膜
  • 糖尿病黄斑症
  • 黄斑浮腫
  • 加齢黄斑変性
  • 緑内障

など

この検査により、従来の診察だけでは分かりにくかった網膜の状態をカラーマップに変換して、 視覚的に非常に分かりやすく表す事ができるようになりました。
網膜の病気に対する治療方針の決定や、治療効果の判定に役立てることができ、早期発見にも非常に有用です。

OCT-2000
OCT-2000で映し出される眼底画像の様子

緑内障とは、何からの原因で視神経が障害を受けて、視野が狭くなる病気で、眼圧の上昇がその原因の1つと言われています。
初期の頃には自覚症状がないため、視野に障害を感じる頃には症状がかなり進んでいることがあります。
特に異常を感じられなくても定期的に検査を受け、早期に発見し治療を受けるようにしましょう。

正常な網膜との違い OCT-2000で映し出した正常な網膜の画像
網膜静脈分枝閉塞症

【カラー眼底写真】

網膜静脈分枝閉塞症

静脈の閉塞による出血と浮腫を上方に認める。

【OCT写真】

網膜静脈分枝閉塞症

左側の網膜外層の浮腫及び黄斑の嚢胞様浮腫を認める。視力低下はこの浮腫によるものということがわかる。

黄斑円孔

【カラー眼底写真】

黄斑円孔

黄斑の円孔を認める。

【OCT写真】

黄斑円孔

黄斑の全層の円孔をはっきりと認めることができる。円孔の前方に剥離した硝子体(矢印)がある。

糖尿病黄斑浮腫

【カラー眼底写真】

糖尿病黄斑浮腫

白斑の沈着をともなった、糖尿病の黄斑浮腫を認める。

【OCT写真】

糖尿病黄斑浮腫

網膜はスポンジ状の膨化を示し、黄斑の網膜剥離を認める。

光干渉式眼軸長測定装置 OA-1000

白内障の手術は濁ってしまった水晶体を取りだし、その変わりに人工レンズを入れます。
この人工レンズの度数を決定するのに必要な検査の1つとして、眼の奥行き(長さ)を測る眼軸長測定があります。 眼軸長は成人の場合で平均は24mmぐらいですが、0.01mmの細かさで測定できます。
これまでの眼軸長測定は、眼球に測定部を接触させて測定する方法でしたが、このOA-1000は非接触で測定できる最先端の器械です。
測定の方法は簡単で、器械の中で光っている赤い光をまっすぐ見るだけです。
測定に必要な時間は5秒程度。この時間の中で高速で何回も長さを測っています。
短時間で正確に眼軸長測定を行える器械、それがOA-1000です。

OA-1000
OA-1000では眼球に触れることなく
0.01mmの細かさで測定できます。