ARGOS® （日本アルコン）

当院では、日帰り白内障手術の精度向上を目的に、日本アルコンの光学式眼軸長測定装置「ARGOS® Ver.1.5」と手術支援システム「VERION™」を導入しています。ARGOSはSS-OCT技術により眼軸長や角膜形状を詳細に解析し、術前に必要なデータを効率よく取得できる点が特長です。さらに、ARGOSで得られた検査情報をVERIONへ連携することで、角膜切開位置や乱視軸のマーキングなどをデジタル化し、術中に正確なガイドとして表示できます。これにより、紙ベースのマーキング誤差を減らし、患者様に適した眼内レンズ選択や乱視矯正の精度向上が期待されます。当院では、こうした連携システムを活用し、できる限り負担の少ない安全な日帰り白内障手術の提供を目指しています。